【 小5の時の娘② 】登校班でのトラブルと学校からの逃亡
前回の記事、娘が小学校5年生の時の様子や学校生活の話の続きになります。
担任の先生やクラスでのトラブルが特に増え始めたのはこの頃です。
harandiary.hatenablog.com
- *登下校でのトラブルが更なるトラブルに発展!
- *担任の先生との話し合い
- *謝罪に訪れた男子と母親
- *全ては娘が悪いという担任
- *ランドセルを置いたまま、教室から逃走
- *娘が学校から逃亡した理由
- *担任、娘との関係悪化&自身の立場を心配する先生
- *担任の先生がどんな人かは重要
*登下校でのトラブルが更なるトラブルに発展!
担任の先生と娘との関係は徐々に悪化しつつあったのたが、
その関係が決定的に悪化したのは 登校時の娘と
クラスの男子とのトラブルが、引金だった。
運動会が三日後に迫った ある朝の登校班での登校中、
娘と仲の悪かった 同じ班の男子との間で、 揉め事が起こった。
やたらと寄り道をしようとする男子を無視して、
娘が先に行こうとしたことがきっかけだ。
その男子は、同じ登校班の娘だけが先に学校へ行くと都合が悪いからか、
「一人で先に 行こうとするんじゃねー!」
そう言って怒りだし、 娘のことを突き飛ばしたのだ。
娘は勢いよくコンクリートに倒れ、 膝を擦りむいて血を流した。
そしてショックを受けた娘は、 泣きながら自宅へ戻ってきた。
その事を聞いた私は、 担任の先生にまず電話で その事を連絡をした。
すると先生は私に向かって
「 運動会がもう 明後日なんですから、
直ぐにお嬢さんを連れて来てください! 」
先生は心配して事情を聞くどころか、 怒ったように 言った。
仕方なく、 直接状況を伝えようと娘と一緒に
担任の先生の所へ行ったのだった。
*担任の先生との話し合い
たまたま 娘とその男子との争いを見ていた
近所の方からも話しを聞いたので、 状況を担任の先生に話した。
その後、 相手の男子からも話しを聞いた先生は、
「お嬢さんのほうに原因があったようなので、 仕方ありません」
そんな 信じられない様なことを言った。
担任の先生は先に行こうとした 娘だけが悪いというのだ。
そのあと、 娘や私がいくら説明しても、 怪我をさせた男子より
怪我をさせられるような原因を作った娘のほうに非がある、
そういって 取り合ってはくれなかったのである。
*謝罪に訪れた男子と母親
勿論、 娘に怪我をさせた男子とその母親は
その日の夕方、 我が家に謝罪に訪れた。
娘は会いたくないというので、対応に当たったのは私だけだった。
その男子は
「本当に、 申し訳ありませんでした。でもわざとやったわけではないんです」
一応は、 きちんと謝ってくれた。
「〇〇が本当に酷いことをしてしまいまして、 申し訳ありませんでした!
悪気は無かったと本人は言っていますが、
乱暴なことをして怪我をさせてしまって、 本当にごめんなさい」
男子の母親も 一緒懸命に謝罪した。
私と娘はは、 相手方がちゃんと謝罪してくれれば、
娘が大ケガをしたというわけではなかったので、それで済ませようと考えていた。
相手の男子とその家族にそれ以上の謝罪を要求したり、
担任の先生の対応についても、 学校に対して
事を荒立てたりするつもりは、なかったのである。
*全ては娘が悪いという担任
事件を起こしてしまった男子が自身の非を認め
その母親も謝罪しているにも関わらず、
担任はとにかく娘だけが悪いと言い、こちらの言うことには取り合わなかった。
相手方の男子の家庭は、父親がその時高校の教師をしており、母親は元教員
そういう家庭だったこと( つまり担任と同業 )も、
大いに関係あるのかもしれないと私は思った。
或いは、 担任の先生は娘のことが苦手で良く思っていなかったことから、
全てを娘のせいにしたかったのかもしれないし、その両方かもしれなかった。
またその時、 運動会を数日後に控えていたこともあって、
無理やりにでも問題を解決させて、 事なきを得ようとしているのだろうと
私と娘は確信した。
結局その事件は、娘だけが一方的に悪いことにさせられ、
不本意ながら、 一旦はそれで幕を閉じることになったのである。
*ランドセルを置いたまま、教室から逃走
登校班でのトラブル以後、 担任の先生はことある事に娘の事を目の敵にし、
また悪い人間と決めつけて 何かと責め立てるようになった。
娘のやることなす事、 全てが嫌悪感でいっぱいになり、攻撃をしかけてくるのだ。
そして、 事件は起こった。
何の授業の時だったのかは覚えていないが、
クラスの中の係の仕事のことで先生が娘のことを責めたらしい。
先生に何か言われても、娘は言葉で上手く返答できない。
更に責め立てられるては耐えられないと思った娘は、
休み時間になると、急いで学校から逃げ出した。
娘が走って帰ってきて、突然家の中へ突入したので、 私は驚いた。
しかも、 ランドセルは持っておらず、 手ぶらだった。
娘から事情を聞くと 何かの原因で、 とにかく先生が自分を責め立てられるので
耐えられなくなって逃げ出してきた・・・ということだった。
「帰ることを先生か、 誰か友達にでも伝えたの? それにランドセルは? 」
娘に聞くと、 帰宅することを誰にも伝えず、ランドセルは置いたままだという。
いくら先生から逃げ出したかったとしても、
誰にも言わずに学校から消えてしまったら、先生や皆が心配する。
それどころか 娘が誘拐されたのではないかと考えた学校が警察に連絡するかもしれない。
そんなことになったらそれこそ大変!
一大事になって、皆に迷惑をかけてしまう。
そう考えた私は、 すぐに学校へ連絡しよう! と娘にいった。
連絡をすると、すぐに担任が自宅にやってきて、パニックしている様子で飛び込んできた。
しかし、そこからの先生の対応は酷いものだった。
家の中に勝手に上がり込んだだけでなく、娘がなぜ突然学校から帰ったのか理由も聞かず、
とにかく強引に、 無理やり引っ張って学校へ連れて帰ろうとしたのだ。
これにはもう ア然!!
( ゚д゚) ( ゚д゚) ( ゚д゚)
この先生、 どうかしているわ~~
「とにかく学校へ戻って、ランドセルを持って帰りなさい」
自宅の中にまで乗り込んできて、
一方的にそういう担任の先生の強引さと剣幕に慄いた。
そして、更に先生に対する、娘の拒否反応が強まった。
「とにかく、今日は学校へは戻らない!」
娘がそう言い張るので、私は仕方なく先生と一緒に学校へ行って、
娘のランドセルだけ持って帰宅した。
*娘が学校から逃亡した理由
私はその日、
なぜランドセルを置いたまま、学校から脱走したのか娘に尋ねた。
それに対して娘は、
「あの先生は、とにかく私のことを嫌っていて、何か起きると
私の言うことは全く信用てくれないで、いつもあなたが悪いっていうんだよ。
あのまま教室にいたら、暴れちゃうかもしれないから、逃げたんだよ!」
それを聞いた私は、これは仕方のないことかもしれない。
危険回避とはちょっと違うかもしれないが、
更なるトラブルを避けるためには、やむを得ないのではないかと思ったのだ。
*担任、娘との関係悪化&自身の立場を心配する先生
その事件以後、 娘と担任の先生との関係は最悪のものとなった。
友達との間のちょっとしたトラブルでも 先生はすぐに電話を掛けてきて、
「○○さんが、今日はこういうことをして 友達とトラブルになりました~」
と、あからさまに、娘にその原因があるというようにいうのだ。
そうなってくると 娘も更に担任の先生の事が信用できなくなり、
お互いの関係は悪化の方向へ向かうだけになっていった。
娘と担任の先生、そして先生と私との関係も悪化し、
学年の終る頃には担任と私達との関係は最悪の状態に陥ったのである。
私は関係の悪化はもう仕方の無いことと諦めていたし、
学年が変わればクラスや先生も替わるので、
六年生の担任の先生に期待しようと考えていた。
しかし担任の先生にとってはそれでは不味いようで、
学期の終りごろに私に電話を掛けてきて、話し合いをしたいような事をいった。
これは推測でしかないが、
もし生徒や保護者との関係が悪いまま学年が終了したら、
その後問題のある先生として学校へ怒鳴りこまれたり、
学校での今後の自分自身の立場が悪くなることを懸念してのことだったのだろう。
「私は何とか○○さんと、良い関係を築いて
仲良くしたいと思っているのです」
そう、担任の先生はいった。
それに対して、
「今更 それはもう、 難しいのではないかと思います。
あの登校班でのこともそうですが、どんなことも
全て娘が悪い、毎回 先生はそうおっしゃって
娘の言いたいことは一切受け入れなかったので、
娘との信頼関係は 完全に崩れてしまったのです」
私はそういった。
それを聞いた先生は、何の言葉も返せないようだった。
*担任の先生がどんな人かは重要
小学校六年間での学校生活で、この五年生という学年は、
娘にとっては最も悲惨で可哀想な学年だった。
先生が娘のことを悪い生徒と決めつけ,そういう風に接してくれば
同じクラスの友達も娘のことを色眼鏡でみたり、
良くない人間と思って接してくるものなのだ。
この時娘は、 未だ発達障害の診断を受けていなかったので、
娘はなぜ自分だけがそういう扱いをされるのか分からず
またこういった経験が、娘が成長していくにつれ、
大きなトラウマと化していったのである。
娘のように発達障害を持っている場合は、
担任の先生のタイプや対応が重要になってくるのかもしれない。
( ※上記はあくまでも個人的な意見や感想であることを、予めご了承ください )
長文になりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました!
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